ファイドン


Year: 2006

phaidon-1

Phaidon Design Classic 17
ファイドンとモレスキンはどちらもヨーロッパで有数の知名度を持つ出版社であり、洗練された美しい装丁と、想像力に満ちたアーティストやデザイナー、知識人などに強く支持されていることで知られている。ファイドンはデザインの事典ともいうべき『Phaidon Design Classics』を刊行し、これまで200年の間に制作された最も革新的で、美しく、影響力を持った999点のプロダクトを詳細に紹介している。この新刊を宣伝する最良の方法は、わざわざ探すまでもなく容易に見つかった。なぜなら、モレスキン・ノートブックがすでに『Phaidon Design Classics』の17番目のプロダクトとして紹介されているのだから。

デザイナーや建築家、批評家、キュレーター、ジャーナリスト、大学教授といったエキスパートが選考員を務め、書籍『Phaidon Design Classics』には999に及ぶデザインのアイコンが掲載された。時代を超える影響力と重要性を持つ、決定版とも呼べるデザイン作品のみが選考されたのだ。掲載作品にはそれぞれ、デザイナー名や生産者、歴史を記したプロダクトのキャプションがつけられている。モレスキンも選ばれているように、その掲載作品はすべてシンプルでバランスがとれており、無駄のないフォルムが特徴的だ。

phaidon-2

ロンドンのコンラン・ショップでヨーロッパでの発売を記念するパーティーが行われたあと、ファイドンはニューヨークでのパーティーのために、来場者への特別な記念品を作って欲しいとモレスキンにリクエストをしてきた。パーティー会場は、トップ・デザイナーや建築家と、多くのデザイン信奉者が参加する国際現代家具見本市(ICFF)だ。

phaidon-3

モレスキン・ノートブックのパーソナライズとカスタマイズはさまざまな形で行われるが、ファイドンのときはまた特別なものが要求された。モレスキンが999部の限定版『Phaidon Design Classic』ノートブックを制作し、1から999までのロット番号が手書きで記されたのだ。シンプルでインパクトのある帯のデザインが、書籍『Design Classics』の表紙に用いられたフォントとシンクロする。帯の下には『Phaidon Design Classics』のタイトルが透明な箔押しによって刻まれ、その控えめな光沢がフォントの個性を際立たせるデザインとして機能した。

phaidon-4