The Asian Collection 2023

起源と原点

2023年 アジアンコレクション

モレスキン2023年のアジアンコレクションを発売します。日本、中国、韓国の3ヶ国を結ぶこのコレクションは、創造的エネルギーを取り入れるだけでなく、現代アジアのビジョンをショーケースし、深い東洋の伝統とフィロソフィーを語ります。

東京の津村耕佑氏、ソウルのミンジュ・キム氏、上海のエンジェル・チェン氏がデザインしたカスタムエディションをご紹介します。

Year of the Rabbit Notebook by Angel Chen
Year of the Rabbit Notebook by Angel Chen

ANGEL CHEN(エンジェル・チェン)


「伝統的な色合いと意外性のあるトーンのカラーパレットで、遊び心のあった明るい色をミックスし、喜びと祝祭にフォーカスしています。新しい卯年のラッキーカラーのひとつであるピンクのメインに採用しております。」

エンジェル・チェン氏は上海を拠点とするファッションデザイナーで、東洋と西洋の美学を融合させたカラフルなファッションへのアプローチにより、上海で最も輝く若き才能の一人となっています。セントラル・セント・マーチンズを卒業後、ニューヨークのマルケーザ、ヴェラ・ウォン、アレキサンダー・ワンでインターンシップを経験し、卒業コレクションは新進気鋭の才能のためのグローバルなプラットフォーム「i-D」にフォーカスされ、注目すべきデザイナーの一人となりました。2014年には「ANGEL CHEN」を立ち上げ、2016年にはForbes Chinaの「30 under 30」の候補に選ばれています。

Year of the Rabbit Notebook by Minju Kim
Year of the Rabbit Notebook by Minju Kim

MINJU KIM(ミンジュ・キム)


「新しい年の吉祥動物をユニークなシグネチャースタイルで表現し、祝祭のルーツを再認識できるようなイディオグラムを採用しました。落ち着いたクールな色合いが、次の冒険に飛び込もうとするウサギを包み込んでいます。」

ミンジュ・キム氏は、急速に世界的クリエイティブな存在になりつつあります。大胆なシルエットに女性らしさと喜びを含めた要素を組み合わせた独自の想像力豊かなスタイルとして知られ、2020年にはNetflixのリアリティショーとファッションデザインコンテスト「Next in Fashion」の優勝者に選ばれています。2013年には「H&Mデザインアワード」を受賞し、「LVMH Prize for Young Fashion Designers」にショートリストされています。

Sakura Notebook by Kosuke Tsumura
Sakura Notebook by Kosuke Tsumura

津村耕佑(ツムラ・コウスケ)


「木に咲いていても、風に舞っていても、散っていても、美しい桜に想いを込めて、ページ上に季節の花びらで書かれた物語をイメージしてモレスキンノートブックをデザインしました。」

武蔵野美術大学教授、東京藝術大学講師として勤めている津村耕佑氏。1994年、トップデザイナー三宅一生氏とともに働き終えた後、プライベートコレクション「ファイナルホーム」を発表し、東京、パリ、ロンドンで展開。ホームレスからインスピレーションを得て、将来のアーバンアウトドア生活の完全なビジョンを表現した。洋服というより現代アートに近いアプローチで、世界各地で展覧会を開催。