Smart Writing Set

The New Smart Writing Set meets you

2022年6月12日、東京大学にてTEDxUTokyo が5年ぶりに開催されました。 TEDxUTokyoは「知の発信」を目的として2012年から開催されており、日本でTEDと大学が最初にコラボレーションしたイベントです。ここで、TEDxのxはTEDのライセンスのもと、TEDとは独立して運営されるイベントであることを表しています。
「共に未来を創る」というミッションに共感し、学生のクリエイティビティやインスピレーションを刺激したいとの想いから、モレスキンはこのイベントに協賛。TEDxUTokyo実行委員会と協同で制作し、TEDxUTokyoのミッションとビジョンをカスタマイズしたオリジナルのノートブックを、関係者を含め当日の参加者全員に進呈しました。

Smart Writing Set
Smart Writing Set

さらに、手書きとデジタルを融合させたスマートライティングセット(以下SWS)の体験ブースを出展しました。

Smart Writing Set
Smart Writing Set

ブースに訪れた参加者たちはこの珍しい製品に強い興味を示し、SWSのテクノロジーや仕組みについてなど多くの質問を投げかけました。
参加者たちのほとんどがデジタルでは表現しきれない手書きの良さを実感しており、ノートに書いたものがそのままデジタル化されるSWSの機能に感銘を受けていました。

Smart Writing Set

SWSの体験ブースで書かれた内容は、デジタル化され集約。そして、1枚の絵にまとめられ、東大のシンボル「赤門」のデザインとして生まれ変わったのです。

Smart Writing Set

文字と絵で伝えられる力

TED×UTokyo実行委員会の方が、SWSを活用してどのように知の発信を創造していったのか、インタビューを敢行。

Smart Writing Set
Smart Writing Set

篠塚瑞樹さん(東京大学教養学部4年生)TEDxUTokyo実行委員会のOn-Stageチームとして、スピーカーとともにトークを作り上げる。2021年度の国家総合職試験教養区分に最終合格しており、10月より英国エセックス大学に留学予定。

Smart Writing Set
Smart Writing Set

「文字を書く、という行為をとても大事にしています。どうしてもタブレット上で書いた文字は好きになれなくて見直す気にはなれないです。だからこそノートは私の中でも重要な道具でもあります。 実行委員会の活動のメモはスマートノートに全て書き込んでデジタル化していました。 ノートを人に共有する手間が少ないのはもちろん、文字情報だけだとキツく感じてしまうような内容でも、手書きの文字として伝えることで受け取り手側の印象も変わっていたと感じています。 また、ノートを忘れた際にスピーカーの方から数日前の内容を聞かれた時でもスマートフォンからSWSに書いた内容を調べて内容を伝えることで、すぐにトークをブラッシュアップすることができましたね。

ブースで書いた文字が1つの赤門デザインとして生まれ変わったのを見て、場所が離れていてもデータとして集約できることに可能性を感じています。
実は研究室内で交換日記をしているのですが、話すまでもない日常の小ネタを書き合うことで、ノート上で文字を介した小さなコミュニケーションが日々生まれています。
SWSでデータを集約できるということは、例えば留学先など離れた場所でも変わらずにノートを通してコミュニケーションを取ることができるのはもちろん、世界中の人と仕事をする際もノートを使うことで、会話だけでは取りこぼしがちな細かなコミュニケーションを取りながら進めることができそうです。」

思考の蓄積がさらなる変化を起こす

SWSはTEDxUTokyoに参加した学生たちからの注目はもちろん、ビジネスのプロフェッショナルからも支持されています。プロの現場ではどのような使い方をされているのかを教えていただきました。

Smart Writing Set
Smart Writing Set

芦沢啓治さん(建築家・家具デザイナー/芦沢啓治建築設計事務所) 「芦沢啓治建築設計事務所」主宰。「正直なデザイン」をモットーに、建築、インテリア、家具などトータルにデザイン。国内外の建築やインテリアプロジェクト、家具メーカーの仕事を手掛けるほか、東日本大震災から生まれた「石巻工房」の代表も務める。

「アイディアが思い浮かんだら、すぐノートに書き込みます。近くにノートがなかったら例えペーパーナプキンでもすぐにメモを取る習慣があります。そのくらいメモをとる、スケッチをする、というのは私にとっては仕事の核となる行為です。そしてスケッチのクオリティは仕事のクオリティに直結するため、お気に入りのペンとノートというのはとても大切です。

Smart Writing Set

スマートノートの、書いたものが記録として残っていくシンプルさがとても気に入っています。これまではノートに書くことへの恐怖感も持っていました。書いたものが消えてしまったり探せなくなったりという不安を抱えていたのです。そのため、大切なスケッチは書いた後に写真を撮って保存するということをしていたのですが、スマートノートではその必要なく自動で保存されていきます。

スケッチは思考の蓄積なので、描いたものを見返してまた新たなアイディアを足していくことがすぐにできるし、例えばタブレット上で革の色をつけてみて、完成品に近いイメージができるのも助かります。

他の人に共有する時もすぐに見せられるし、オンラインMTGの時も、共有しながら出た意見を元にさらに新しいスケッチをすることができます。ノートが本質ではあるけれど、描いたものがデジタルになることで、ノートにはない広がりを持たせられるというのが面白いと感じています。」

写真:レオ・ジャックス
ワードアート統合・制作:TEDxUTokyo実行委員会・丸山敦史