2022年アートコンペティション
Moleskine x Nihon University College of the Arts Partnership

2022年アートコンペティション

今年も、モレスキンと日本大学芸術学部の共同アートコンペティションを実施しました。クリエイティビティを大切にしているブランドとして、本プロジェクトでは若者の創造性に巡り会い、学生のポテンシャルを目の当たりにできる機会となりました。

作品審査会:先生方が作品比べ。
作品審査会:作品がテーブル上に並べている。

今季のコンペティションでは、あらゆる学科の74名の学生が「Express Yourself」というテーマの元、モレスキンのノートブックをベースとした作品を作り上げました。コミュニケーションが希薄になりがちな昨今、自由度の高い、学生にふさわしい今季のテーマでは、各自のクリエイティビティ、想像力と情熱を表現でき、作品を通じて自分のアイデンティティを語ってもらいました。

2022年8月から3カ月の間を使って制作をし、74名の作品が提出されました。 審査会では先生方とモレスキンスタッフ、さらに特別審査員としてクリエイティブ業界の中のトップラインで活躍されている日本芸術学部卒業生で、デザイナーの中村至男氏とイラストレーターの鈴木夏菜氏で行われました。

様々な個性的作品の中から24名の受賞作品が決定。

作品審査会:中村至男氏とスタッフが作品を検証。
作品審査会:鈴木夏菜氏が作品を検証。

今季の受賞者の作品をご覧ください。



最優秀賞

玉利奈津実 美術学科

最優秀賞作品:画像1
最優秀賞作品:画像2

「この作品は私の約3ヶ月間の絵日記です。日々の出来事や考えたことを絵で記録しました。普段はふっと浮かんでもすぐに消えていってしまうようなものを意識的に描き留め続けることで、いつもは掬い上げられないようなたくさんの小さな精神のかけらをこの手帳に詰められました。
この度はこのような賞をいただき光栄に思います。本当にありがとうございます。」

優秀賞

成田雅菜 大学院   美術学科

優秀賞作品①:画像1
優秀賞作品②:画像1

「制作のテーマは“記憶の重なり”です。モレスキンノートには、使う人の思い出や個性を、優しく守ってくれるような強さと暖かみを感じました。
今回はノートを自分の心に見立てています。透ける紙やノートの紙片を使い、1ページごとに様々な色合いで描きました。
開く場所によって、異なる印象を持った作品になるように意識して制作をしました。」

大石凛 デザイン学科

優秀賞作品②:画像1
優秀賞作品②:画像2

「ノートの表紙って、部屋に入るためのドアと似ていませんか?
というのも、私がこの作品を作ろうと思い至った時、ただのノートの表紙が途端に部屋へと繋がるドアのように思えたからです。ドアを開くと空間が広がっていて、赤いカーペットは階段に繋がり、本棚には読みかけの本が乱雑に積まれている。このノートをご覧になられた皆様にも、そんな感覚を味わっていただければ幸いです。」

牧口実央 デザイン学科

優秀賞作品③:画像1
優秀賞作品③:画像2

「昨今は、コロナ禍で各地へ旅行することやお祭りが自粛される事態が多くなっていることから、鬱屈とした気分を晴らすために各地の伝統文化をテーマに描くことにしました。 伝統文化は長い歴史の中で育まれ、人と人のとの繋がりで受け継がれ、見惚れる美しさがあります。そんな伝統文化の温かさを鮮やかに表現できたと思います。」

特別審査員賞:中村至男氏

丸岡優美 デザイン学科

特別審査員賞:中村至男氏、画像1
特別審査員賞:中村至男氏、画像2

特別審査員賞:鈴木夏菜氏

高平悠花 美術学科

特別審査員賞:鈴木夏菜氏、画像1
特別審査員賞:鈴木夏菜氏、画像2


奨励賞

細野遥    写真学科
野内万葉   デザイン学科
渡部優奈   美術学科
鈴木香織   デザイン学科
堀越千晴   写真学科
阿部孔輔   デザイン学科



佳作

小林萌菜   デザイン学科
東野鈴    デザイン学科
加藤瑠佳   デザイン学科
石井杏花里  デザイン学科
大石沙希   デザイン学科
丸岡優美   デザイン学科
廣瀬ゆり   デザイン学科
中村萌聖   デザイン学科
仲川真由   映画学科
山形仁太   デザイン学科
小林萌    デザイン学科
小林恭子   美術学科
青島夏希   美術学科